SQL TAN: 引数のタンジェント値を計算

SQL の TAN 関数は、入力引数のタンジェントを計算します。

数学では、ABC 三角形が与えられた場合、tan(A) は A に対する反対辺 (a) と A に対する隣辺 (b) の間の比率として定義され、次のようになります。

tan A = a / bCode language: SQL (Structured Query Language) (sql)
SQL_trigonometry_triangle

TAN 関数の逆の場合、ATAN 関数を参照してください。

構文

以下は TAN 関数の構文を示しています。

TAN(numeric_expression)Code language: SQL (Structured Query Language) (sql)

引数

TAN 関数は、タンジェントが計算されるラジアンにおける角度を表す 数値式 を受け付けます。

戻り値

TAN 関数は浮動小数点数を返します。

以下の例では、π/4、0、-π/4 のタンジェントを返します。

SELECT TAN(-PI()/4), TAN(0), TAN(PI()/4);
Code language: SQL (Structured Query Language) (sql)
 tan | tan | tan
-----+-----+-----
  -1 |   0 |   1
(1 row)Code language: SQL (Structured Query Language) (sql)

π 定数を得るには PI 関数を使用することに注意してください。

ほとんどのデータベースシステムは、TAN 関数を同じ動作でサポートしています。

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