SQL COS: 引数の余弦を計算

SQL 関数COS は、入力引数の余弦を計算します。

数学において、ABC 三角形の場合、角度 (A) の余弦は、隣接辺 (b) の長さの正弦に対する比として以下のように定義されます。

cos A = b / hCode language: SQL (Structured Query Language) (sql)
SQL_trigonometry_triangle

COS 関数の逆関数の詳細については、ACOS 関数を参照してください。

構文

以下に COS 関数の構文を示します。

COS(numeric_expression)Code language: SQL (Structured Query Language) (sql)

引数

COS 関数は、余弦が計算されるラジアン単位の角度を表す numeric_expression を受け入れます。

戻り値

COS 関数は浮動小数点数を返します。

次の例では、0、π、および π/3 の余弦を返します。

SELECT COS(0) cos_zero, 
       COS(PI()) cos_pi, 
       COS(PI()/3) cos_one_third_pi;Code language: SQL (Structured Query Language) (sql)
 cos_zero | cos_pi | cos_one_third_pi
----------+--------+------------------
        1 |     -1 |              0.5
(1 row)Code language: SQL (Structured Query Language) (sql)

π 定数を得るには、PI 関数を使用することに注意してください。

ほとんどのデータベースシステムでは、COS 関数は同じ動作でサポートされています。

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