SQL数学関数

SQLには、ビジネスやエンジニアリングの計算を実行できる多くの数学関数が用意されています。

すべてのSQL数学関数が、日常的な運用で使用されるわけではありません。ただし、次の表に示すように、いくつかの一般的に使用される関数があります。

関数名説明
ABS絶対値を返します。
ACOS引数の逆余弦を返します。
ASIN引数の逆正弦を返します。
ATAN引数の逆正接を返します。
CEILCEILING浮動小数点数を最も近い整数値に切り上げます。
COS引数の余弦を返します。
COT引数の余接を返します。
EXP指定された数のべき乗に上げるe定数(2.71828…)を返します。
LN引数の自然対数を返します。
LOG最初の引数の自然対数を返します。
LOG10引数の底10の対数を返します。
LOG2引数の底2の対数を返します。
MODある数と別の数を割ったときの剰余(モジュロ)を返します。
PIπの値(3.14159265358979)を返します。
POWER指定された数のべき乗に上げた数を返します。
RANDランダムな浮動小数点値を返します。
ROUND数を特定の精度に丸めます。
SIGN引数の符号を返します。
SIN引数の正弦を返します。
SQRT引数の平方根を返します。
TAN引数の正接を返します。
TRUNCATE指定された小数点以下の桁数に切り捨てます。